ベトナム人女性との国際結婚事情

はじめに

今でも国際結婚という言葉はまだ珍しがられている節はありますが年を追うごとに着実に国際結婚する人が増えているのもまた事実です。時代を遡ってみれば1970年代にはジョンレノンとオノヨーコの国際カップルができていたのが有名になっていました。そして今では日本に出入りする外国人が当時と比べて格段に増えており、かつ、日本で働く外国人も着実に増えています。

 

中でも日本で働く外国人の中で特に目立つのがベトナムやフィリピン、インドネシアなどをはじめとする東南アジアの人ではないでしょうか。コンビニやレストランなどにいくとかなりの頻度で目にするようになっており、欠かすことのできない存在になりつつあります。

 

それにしても近年日本人男性とベトナム人女性の結婚が増えているようですがこれはどういうことなのでしょうか?そんなベトナム人女性との国際結婚事情について今回の記事で分析していきます。

ベトナム人女性との国際結婚事情

それではベトナム人女性との国際結婚事情について分析していきますがここでは増えている理由と実際の結婚事情とで分けて分析し、その上で結論をまとめる流れで解説していきます。

増えている理由

ベトナム人女性との国際結婚が増えている要因として主に3つの要因が考えられます。その要因とは強い結婚願望、日本人男性との相性、経済的実利です。それではどういうことなのか詳しく説明しましょう。

 

まず、強い結婚願望についてですがベトナム人女性は結婚願望が非常に強い傾向にあると言われており、20代半ばか後半を越えた時点で既に晩婚であるという意識をもっています。

 

また、興味深かったのがグーグルで「ベトナム人女性 国際結婚」と検索すると膨大な数のベトナム人を専門的に紹介する結婚相談所や業者などがヒットしたことで、改めてベトナム人女性との国際結婚が活発化していることが覗えるようになっています。

 

2点目は日本人男性との相性です。現実としてベトナム人女性にとって日本人男性は上位ブランドのような位置づけで見られている傾向があるようです。これを果たして相対的に相性がいいといえるかどうかは尚早ではありますが後述するように外見は基準にならないので性格がよければその時点で相性はいいと捉える傾向があります。対する日本人男性からしてみればベトナム人女性は美人な上に献身的なので結果として相性は良いといえそうです。

 

3点目は経済的実利です。ベトナムは物価が安い反面、賃金も日本では考えられないほど安く、時給100円相当である場合が多々あります。そのような状況で暮らしてみれば日本の時給1000円前後かそれ以上というのは莫大な金なのです。また、後述するように家族主義が強く働くので実家への仕送りにもより多く充てることができるのです。

 

実際の結婚事情は?

言うまでもないことだとは思いますが文化の相互理解は国際結婚において絶対的に必須条件になります。特にベトナム人は母国の文化に対して強い誇りをもっており、そんな母国の誇りを傷つけるような言動はご法度です。

 

また、ベトナム人と国際結婚した場合に特有なのがベトナム側の実家への仕送りです。日本では子に対する仕送りは考えられますがそれ以外では貯金に回すことが多いのではないでしょうか。しかし、ベトナムの場合家族主義が日本以上に強く、実家への仕送りも怠らない場合が殆どです。ですから自分の給与の一部がベトナム側の実家の仕送りに充てられていたとしてもベトナム側の実家とのつながりだと思って咎めないでください。

 

それにしてもベトナム人女性との国際結婚について何が決定打になるかをまだ述べていませんでしたね。実は一部すでに先述していますが外見はベトナム人女性にとって基準にはなりません。むしろ、重要なのは内面です。どんなに外見がいわゆる「イケメン」であったとしても優しくないようではその時点でアウトです。

 

逆に外見がいまひとつであったとしても優しいなど、性格がよければそれでゴールインしてしまうものなのです。しかも年齢差もあまり気にしないことが多いです。つまり、ベトナム人女性は全体的に外見ではなく中身で相手を決めていることが多いと言えます。

 

そして最後に、結婚した後は束縛感を感じることがあるかもしれません。実際に浮気防止などの意味合いも兼ねて行動把握をしたがる傾向がありますが、それも彼らにとっては愛情表現の一環です。そのことも分かってあげればいい夫婦生活を送れることでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は日本人男性とベトナム人女性の国際結婚事情について分析させていただきました。結論としてはこの国際結婚では主に中身が決め手になるということでしょう。お互いの性格をよく分かった上で結婚すればより円満な夫婦生活を送れるのではないでしょうか?