国際結婚のタイミングはどうはかる?

はじめに

国際結婚というのは日本国内で普通に結婚するのと比較して違うことだらけですし、故に戸惑うことだらけなのではないでしょうか?文化の違い、挙式の仕方など様々あるとは思いますが国際結婚ではなおさら難しく感じるのが結婚のタイミングの合わせ方ではないでしょうか?

 

実態として結婚までの期間が早すぎてしまうとビザの観点から入国管理局から厳しい目線でみられることになるので早ければいいというものでもありません。そうとはいっても実際にはどのようにしてタイミングをはかればいいのでしょうか?答えの出にくい問いではありますが筆者なりに解説していきます。

タイミングはどうはかる?

それにしても国際結婚のタイミングはどうはかるのがいいのでしょうか?実際のところタイミングというのは遅いか早いかという問題ではないようなのです。タイミングを適切に合わせる上でも合図(告白)、決断、プロポーズの決め手の3つのポイントについて考えてみると答えに近づくのではないのでしょうか?

<告白という合図は日本だけ?>

端的にはそう思っていただいていいです。日本では「好きです」「付き合ってください」などと言った告白という明確な合図が交際直前の段階にありますが日本国外ではこのような考え方はほぼ通じません。それではどのように考えられているかというと基本は成り行きがそうさせるという考えが主流です。つまり、交流に交流を積み重ねている内に成り行きで信頼感などが醸成され、やがてゴールインするというシナリオが殆どです。とは言ってもさすがに結婚するときはしっかりプロポーズはします。

<決断は無理して早めなくていい>

決断は早ければいいというものでは必ずしもありません。決断する前に自信に問わなければならないのが果たして相手のことが本当に好きなのかということです。その問いにはっきりとyesと答えられるのであればそれに越したことはないのですがその答えが曖昧なまま、つまり本当のところどれくらい好きなのか分からない状態で急ぎ足で結婚するようであればいつか冷めて離婚に至ってしまうというシナリオもあります。

 

また、早すぎると今度はパートナーの配偶者ビザがなかなかおりないという思わぬ副作用があるので実態として3か月以内というのは決して推奨できる期間ではありません。ですからこのような観点から3か月以上かけるのが理にかなっていますがかといって長々と時間をかけ続けているようではそれも決してよくはありません。

<タイミングよりプロポーズの決め手?>

ビザの観点からは3か月以上が最も理にかなった数字ということになるのでしょうがそうではあっても具体手にどのタイミングで合わせると言うのは大変難しいです。時間をかけた場合もあればそうせずともゴールインに至った場合もあり、結局のところ一筋縄ではいかないのです。

 

むしろ、タイミングの合わせ方はプロポーズの決め手にヒントがあると見ていいでしょう。プロポーズの決め手とはすなわち、今いるパートナーと別れてしまったら絶対に後悔するかどうかということです。これをさらにかみ砕くとパートナーのことが好きなだけでなくて一人の人間として思えるかどうか、また、パートナーと一生涯一緒にいたいかということです。つまり、単に好きなだけでは結婚を決断する決め手には依然として不十分なのです。ですから好きを通り越して一緒に居続けたい素晴らしい人だと思えないとまだ結婚にはまだ道が残っていると考えた方がいいでしょう。

 

また、プロポーズの決め手にはもうひとつあることもあります。それはいつ死ぬか分からない中ですべきことをしたかどうか、です。言い換えればこれは後悔しない人生にできるかとも解釈することができます。これもまた結論としてはパートナーと一緒にいたいかという問いにも繋がってきます。また、事故に巻き込まれるなどして死に近づいた体験をしたときはこの問いが最も核心に近づけるのではないでしょうか。

 

いずれの場合にせよ、タイミングを適切に合わせる上で期間の長さや時期など以上にプロポーズの決め手はとても重要な役割を果たしていると言えそうです。


まとめ:タイミングの合わせ方

それでは最初の問いに戻りまして国際結婚のタイミングはどうあわせるのかということなのですが結論としてはプロポーズの決め手で決心がつけばそれはすなわちタイミングが来たということです。ですから期間の長さや時期だけでは決定打にはなりにくいのです。好きなだけでなくてパートナーを一生一緒にいたい素晴らしい人と思えるか、よく考えてみてください。